2015年08月31日

シンポジウム「吉井忠の画業と思想」を開催します。

20150927.jpg

昨年、昭和のくらし博物館の隣に小さな美術館「画家吉井忠の部屋」をオープンしました。
小泉館長の絵の師もある、吉井忠のコレクションを展示しています。

これを記念して、9月27日(日)に、シンポジウム「吉井忠の画業と思想」を開催します。

戦後70年だからこそ、そして、昨日、国会前で戦争反対の大規模デモが行われた今だからこそ、改めて、画家吉井忠の画業と思想から、これからの私たちの指標を考えます。

ぜひ、足をお運びください。
お待ちしております。

詳しくは、こちらをクリックしてください。


posted by showanokurashi-blog at 16:48| イベント報告

2015年08月30日

休館のおしらせ

「小泉家に残る戦争」展、本日、無事に閉幕いたしました。
お越しくださった皆さま、遠くから応援してくださった皆さま、
そしてご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。

明日からしばらく、館内メンテナンスのため休館いたします。
9月11日(金)、朝10時から、通常展示に戻って再開です。

では、ゆく夏を惜しみつつ、少しの間さようなら。

セルロイド金魚.jpg
posted by showanokurashi-blog at 18:20| Comment(0) | お知らせ

平成生まれが考える「戦争」その2

実習生の皆さんは、今日もがんばってくれていますよ。

今回は、別な方々が書いてくれたレポートを掲載します。

*************************************************

8/23(日)、8月の毎週日曜日に開催の戦争トークショーに参加しました。

小泉家の三女である小倉紀子さんが自身の体験を対面式でお話しする会です。


今週は約11人の参加者に及び、小学生から高齢の方まで幅広く、部屋から溢れる程の方々に来ていただきました。


紀子さんのお話は、教科書で学んだような軍人や政府の目線から見た事務的なものではなく、一般市民が体験した国民にとっての戦争を知ることができました。

小泉家では幸いにもお父さんは出征することがなく、一家で過ごすことができましたが、同時に様々な苦労は尽きませんでした。


戦中は、時折、爆撃にもみまわれ、眠っている途中でも警報がくれば起きて防空壕へと入り、冬は寒かったので嫌だった記憶を抱えていたそうです。

昭和203月の東京大空襲の後、一家は横浜へ強制疎開しました。しかしそこでも5月に横浜大空襲が起こり、周囲が熱い火の海の中を逃げ、防空壕がありましたが役に立ちませんでした。空襲の後、親戚の家に行き、牛小屋を改造した場所で終戦までを過ごしました。キリストは馬小屋、私たちは牛小屋で過ごしたんだよと紀子さんは冗談を仰っていましたが、私たちや観客の若い世代の方々にとっては想像もつかない生活なのだろうと思いました。


戦後は食糧難が起こり、大豆や砂糖以外の配給はほぼ無く、すいとんをよく食べていたそうなのですが、調味料の質の悪さからお腹が空いていてもどんなものも美味しくなく、戦後、一番美味しかったのはアメリカのアイスクリームでした。


現代の日本は食べ物に溢れ、食べたい時に食べ、嫌なものは残す人もいますが、当時は栄養失調になってしまう人も多かったので、今の私たちの生活というものは大変恵まれ、改めて食べ物を大切にしていかなければならないと感じました。


このように今回のトークショーから一般市民の戦争を知り、実体験を聞くことで、改めて戦争に悲惨さがわかったので、終戦70年という節目でもあるため、戦争について皆さんにも考えていただけたらと思いました。

*************************************************

歴史の教科書で習うようなものでなく、庶民の戦争が語られているだけに、より身近に感じられ、

「明日は我が身かも…」と切迫した気持ちになったのでしょう。

そんな事態を引き起こさないよう、常に気をつけていなくてはいけませんね。


なお、トーク後に皆さんにお出ししたパンは、こんな感じで作られています↓


DSC_0028.JPG























戦後パン.jpg

パン2.jpg

posted by showanokurashi-blog at 15:29| Comment(0) | イベント報告