2016年10月03日

特別展の見どころ!

看板 小.jpg


先週より始まりました、特別展「古布からうまれるステキなファッション」。
にぎわっております。
今回の展示は、くらしの中で大切に使い継がれてきた布をバッグや洋服など、現代のくらしの中で使えるステキなファッションに再生させた作品を展示しています。

見どころは下記の3つに分かれています。

@新館2階特別展示室
 染色工芸家の渡部道子さんが着物を洋服や裂き織りのバッグに再生した作品を中心に、重要文化財の洋館の椅子張地を使ったバッグや、着物地ののれんを、また漫画家の高野文子さんが着物を再生した、かわいらしい“きもの洋服”をご紹介。

渡部さん&展示写真 小.jpg

着物は大勢の人の手によって丁寧に織って縫われたものなので、着なくなったからといって簡単にはさみを入れられない。
かといって弱ったり色の変わったりした布は縫い替えようがない…。
そんな悩みを持った渡部道子さんが出会ったのが裂き織りでした。
黒い礼服ですらステキに再生させた渡部さんの作品を部屋一杯にご紹介します。

野さん&展示 小.jpg

そして、もう一つのみどころが高野文子さんのきもの洋服です。
そう、あの「るきさん」や「ドミトリーともきんす」で人気の漫画家・高野文子さん!
博物館に遊びに来て下さった際、「いつか原画展を…」とお話していた時に着ておられた洋服があまりにステキだったので伺ったところ、大のお裁縫好きでご自分で縫われたとのこと。
そして元になった生地は、すべて思い出のある大切な家族の着物でした。
原画より先に、まずは先にお裁縫の作品をご紹介させていただくこととなりました。

おんぶコート 小.jpg

その他、A1階談話室では“おんぶコート”や刺繍バッグや小物を、B受付&ミニギャラリーでは子どもの着物を袋物に再生した作品などを展示します。
館内にあふれるステキな作品を楽しみながら見ていただくうちに、かつてはどの家庭でも工夫したり、楽しんだりしながら行われてきた小さな“昭和なくらし方”の一端を感じていただけると思います。

今回、博物館の展示としては珍しく作品はお求めいただくことができます。(すみません、高野さんの作品は非売品です)
どれも一点モノですので、どうぞお早目に…。
売上は登録文化財となっている昭和のくらし博物館の修繕費に充てさせていただきますので、楽しみつつもご支援いただければ幸いです。

渡部さん、高野さんには布再生ワークショップを担当していただくほか、10/8(土)には、食に関するトークを行う予定です。
これから随時見どころをお伝えしていきますので、皆さまぜひお越しになってくださいませ! (こ)

 10月8日(土)午後2:00〜3:30
 トーク&セッション 「“昭和なくらし方”に学ぶ知恵」

 トーク:  「食の安全はくらしの安全」
       環境問題ジャーナリスト 天笠啓祐さん
 セッション: 天笠啓祐さん×小泉和子館長

 会 場:鵜の木特別出張所(当館より徒歩1分)
 参加費:無料(入館料のみ)
 定 員:20名(要予約)
    下記、博物館までメール・FAX・電話にてお申込み下さい。

主 催:昭和のくらし博物館
   東京都大田区南久が原2-26-19
   電話/FAX 03-3750-1808e
   mail:mail@showanokurashi.com 
   開館:金・土・日祝日 10時〜17時 
   →イベント開催中の9/30(金)〜11/27(日)のみ、水〜日曜日まで特別開館します


裂き織り糸玉 小.jpg


posted by showanokurashi-blog at 16:45| Comment(0) | 展覧会