2018年01月14日

「お正月のきもの」1/21(日)までです

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現在着物コーナーでは「お正月のきもの」を展示中です。

いつもは季節ごとの普段着をご紹介しているのですが、お正月は晴れ着です。
今回のメインは、昭和35年の成人式に着たという小振袖。
今の大振り袖が主流となる前の袖の短いもので、昨年寄贈していただいたばかりのものです。(後ろのものは中振袖)
ボランティアさんが帯まで美しく着付けて下さいました。

産着、七五三、十三参り、成人式などの祝い着は、節目の歳まで元気に育ってくれたことへの感謝とこれからの幸への願いを込めて祖父母や両親が子に贈るもの。
不心得な一企業のせいで成人式に予定していた晴れ着が着られない方が続出したというニュースを耳にするたびに胸が痛みますが、単なるおしゃれや着飾るためのものとは違うのですよね。
スフ(ステープル・ファイバー)という質の良くない化学繊維でつくった戦後すぐのお宮参りの着物をいただいたことがありますが、物資が不足していた中でも、産まれたばかりの子どもを祝い着で包んでやりたいという気持ちのこもった着物だとお聞きしました。
やはり着物とは特別な思いのこもったものだと、館の様々な資料を見ているだけでもつくづく感じます。

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「お正月のきもの」の展示は、1/21(日)までです。
ぜひおうちの着物も見直してみてくださいね。
(こ)
posted by showanokurashi-blog at 14:13| Comment(0) | 展覧会