今週より、いよいよ特別展「南伸坊と昭和なねこ」展がはじまりました!
イラストレーターとして装丁家として、はたまた“本人”扮装家としてご活躍中の南伸坊さんが、昭和の情景にひそむ猫を描くイラスト展です。
「ねこはい」という猫と俳句の本も出版され、ねこをテーマとしたNHKの俳句紀行番組「猫いてもいい いなくても」にもご出演されるなど猫好きとして知られる伸坊さんの作品約30点を展示しています。
伸坊さんといえば、2002年開催の特別展「南伸坊とお母さん展―親子の見立て工作」を覚えている方もいるのではないでしょうか。
残り毛糸や肩パットという“廃品”でユニークな作品を作る88歳のお母さんと息子・伸坊さんのコラボ展示で、最終日近くは1日200名も来館して下さったというわが館伝説の特別展。今回は、その中に登場したお母さんのタカ子さん作のねこたちも13年ぶりに登場しています。
伸坊さんは長年館長と親交があり、普段は蔭ながら協力会員としても館を支えて下さっているのですが、今回はまたさらに運営の応援として、再び特別展の開催となりました。
イラストの他、伸坊さんの詠んだ俳句やご夫妻のねこコレクションも展示しています。
それから館内のあちこちにねこたちがいて…。
こちらを見つけるのもどうぞ楽しみにいらっしゃってください。
また著書の他に、絵はがき、手ぬぐい、Tシャツを、オリジナルイラストグッズとして限定販売しています!
作品をもっと楽しみたいという方。
ここだけでしか手に入らない伸坊さんのねこたちを、ぜひおうちにも連れて帰ってください。
伸坊さんのイラストは本などでよくご覧になっているかと思いますが、この原画の美しさは別格です。
昭和の家に並ぶのどやかな昭和の猫たちを、ぜひゆっくりご覧になってください。
特別展「南伸坊の昭和なねこ」展
会 期:2015年10/2(金)〜11/1(日)
休 館:会期中 月・火曜日休館 10:00〜17:00開館 (通常は金土日祝開館)
◎トーク:10月18日(日) 午後1:30〜2:30
南伸坊氏×小泉和子館長 (入館料のみ/要予約)