昨日から博物館は新年度の開館がスタートしています。
庭の盥や張り板、バケツも吹き飛ぶ春の嵐でしたが、北海道、大阪、埼玉と、遠くから来て下さる方多く、
ありがたい限りでした。
4/1(日)、昨年度最後のイベント「火鉢の日」を開催しました。
館の火鉢に実際に火を熾してイロイロおいしいものを味わってみるというこの催し。
意外にも?まずは、お子さんたちに大人気でした。
今年は特別ゲストとして、「火鉢クラブ」さんにご参加いただきました。
火鉢や炭火、日本家屋の良さを伝え、人の憩う場所として“火鉢カフェ”の実現を目指す、主宰の中村さん。
今回は、マシュマロ焼きと焙烙(ほうろく)でほうじ茶を炒る体験をして下さいました。
焙じ始めると、とたんにものすごく良い香りが…。
焼いたパンにつけるものは、館の庭の夏ミカンで作ったママレード、お隣千鳥町の望月製餡所のあんこ、
雪谷の養蜂所・雪蜜さんのハチミツを用意しました。
全部地元で作られたものなんてゼイタク!
炭は、秋田県仙北市田沢湖の炭問屋さんからの差し入れでした。
名炭と呼ばれた秋田備長炭の復活を目指す取り組みをしている安藤商店さんが「さくらそう」初日に来館され、
炭を寄贈してくださったのでした。
柔らかな炭の火は、やはり良いものだなぁと実感です。
戦時中、こんな大八車に山のように桜草の苗を積んで守り抜いた北村滋子さんのお話。
さくらそうのトークにも皆さん聞き入っておられました。

さくらそう・中川さんの氷の冷蔵庫とコーラも人気者。
3日間、お客様だけでなく、私たち職員もなごませてくれた愛らしいさくらそうたち。
最終日にお別れするのがさみしかったです。
「火鉢の日」に会員更新やお手伝いも兼ねて来て下さった、友の会の方々もありがとうございました。
また人の集う博物館になるよう、色々と企画していきたいと思います。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
(こ)
posted by showanokurashi-blog at 16:02|
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