今週は、“すずさん”づくしの週末でした。
16(土)、記念すべき第20回建築講座の第1回目は、「すずさんが暮らした呉」というテーマで、アーキウォーク広島という、広島の都市と建築の魅力を掘り起こす活動をされている高田真先生にお話いただきました。
高田先生は、1万部刷ってすぐになくなってしまったという伝説の「まちあるきガイドマップ すずさんが暮らした呉」を作った方でもあります。この地図の建築について詳細に、かつ地図にも載せていないさらにレアな建物についても豊富な写真で解説して下さいました。
そして今回、この地図を参加者の皆さんに特別に提供して下さった呉市の観光協会の方も呉からご参加!あわせて町の魅力をご紹介下さいました。
講座に続いて行われた懇親会では、皆さま呉への熱い思いを語り、高田先生を囲んで盛り上がりました。
おつまみは、地元のおいしい海苔巻やコロッケの他、今回はもちろん広島尽くしですよ〜。オタフクソースやオタフクピクルス、広島の“昭和のマドレーヌ”のなどなど。映画を連続上映している茨城県土浦市にあった海軍航空隊ゆかりの“航空パン”や、森永のキャラメル、「この世界の片隅に」クッキーの差し入れの他、呉市の方からは名物のおいしいお菓子“鳳梨萬頭(おんらいまんとう)”の差し入れをいただきました(皆さまありがとうございました!涙)
そしてなんとスペシャルゲストで映画で憲兵さん(その他数役)の役で声優を務められた俳優の栩野幸知さんもご参加下さいました!栩野さんは呉のご出身でもあり、広島弁の監修もされた方です。
呉弁も飛び交い、非常に楽しく有意義な懇親会となりました。
そう、映画を見た方なら知っている、残飯雑炊!
懇親会でお出ししたわけではなく(笑)、なんとご自身で
栩野さん作の“すずさんのおうち”模型は、現在博物館で
こちらも必見です。
翌17日日曜日は“すずさんのくらしの学校”の「木口のバッグづくり」講座を行いました。
先生は、もんぺ講座と同様、染色工芸家の渡部道子先生です。
今回、なんと嬉しいことに10名中3名が男性のご参加でした。そしてさらに嬉しいことに中学生のご参加も!
皆さま「お裁縫はあんまり得意じゃ…」と言いながらも、しっかりじっくり縫っていかれました。
「映画のすずさんも、お裁縫はニガテと言いながらも、それでもあれだけ縫ったのはエライねぇ」
と、昔の人のすごさを講座を通して改めて皆で実感したのでした。
バッグづくりはすぐ一杯となってしまったため、第2回も行いますがこちらも申し訳ないことに現在満員です。
建築講座の第2回は来週の3/2(土)、NHKの人気番組「ブラタモリ」で何度も解説をされている陣内秀信先生による「東京ー水の都市、水の地域」の講座を行います。
わかりやすいお話で非常に人気の陣内先生が、“水辺”の視点で東京を掘り起こす、貴重なお話。
こちらはまだお席を増やせますので、ぜひご参加お待ちしております!!(こ)