2019年04月27日

“すずさんのおうち展”いよいよファイナル!

こうの先生2.JPG

ついにゴールデンウィークがスタートしました。
博物館は11日間連続開館。
そして、ほぼ半年にわたって開催してきた「すずさんのおうち展」も、5月6日(月・祝)でついにファイナルを迎えます。

これまでに多くの方がお越しくださいましたが…。
実は先月、「この世界の片隅に」原作者のこうの史代さんもご来館下さっていました。
作品を描くにあたり、小泉館長の著作を参考にして下さっていたとのこと。(『昭和台所なつかし図鑑』)
初めて会ったとは思えないほど、お二人でとても盛り上がっておられました。
ご自身の作品の“おうち”に入るとは、どんなお気持ちなんだろうとドキドキしてお迎えしましたが、
とても楽しんでじっくり見て下さり、ほ〜っでした。

こうの先生.JPG

山名2 (002).jpg

左から、建築家・美術史家で建築講座の講師を務めて下さった東京理科大教授の山名善之先生、
こうの史代先生、小泉館長、日本建築史家の玉井哲雄先生。



栩野さんトーク.JPG

4月最初の日曜日には、7役以上の声優を務められた栩野幸知さんのトークを開催しました。
こちらも庭まであふれる大盛況。
「なんだか実家に行くような感じで…。」と、実は栩野さんは本日も秘かにお越し下さっていたのですが、
今日も閉館間際まで、ファンの方々で一杯になった談話室でお話をして下さっていました。
映画製作に関わる皆さんの、こんな気さくな暖かい感じもファンの方を引きつける魅力の一つになっているのかもしれません。

OKO_9286.JPG


特別展会期中、遠くから、また何回も足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。
いよいよ5月6日(月・祝)で最終日です。
まだの皆さま!
ぜひすずさんに会いに来てくださいませ。
(こ)
HIHO_01 (002).jpg
posted by showanokurashi-blog at 19:23| Comment(0) | 展覧会

2018年11月10日

特別展・映画「この世界の片隅に」〜すずさんのおうち展、開幕!

特別展チラシ 表面.jpg

今年度のメイン展示、特別展・映画「この世界の片隅に」〜すずさんのおうち展が始まりました。
片渕須直監督と浦谷千恵監督補が、博物館の体験講座に参加されたり、館長製作のドキュメンタリー映画「昭和の家事」をご覧になって映画製作の参考にして下さったことから実現した特別展です。


原画展示会場 サイズ小.jpg

監督参考資料・スケッチ サイズ小.jpg

原画展示の方では、生活風景が描かれているシーンを中心とした複製原画と、浦谷さんの精細なスケッチや監督が製作の参考にされた資料類をご紹介。
そして一番のみどころは、お二人が体験された館の講座「昭和くらしの学校」をテーマとして描き下ろして下さった“すずさんの”くらしの学校の水彩画全12点です。

裁縫の様子と茶の間  サイズ小.jpg

食事の再現(楠公飯) サイズ小.jpg

登場人物衣装 サイズ小.jpg

土間の様子 サイズ小.jpg

再現展示の方では、お茶の間、台所、お座敷にて、道具類を中心に映画の世界を表現しています。
今回、博物館となった小泉家ではこれまでの増改築で失われていた土間も小さく復元しました。

初週から京都や新潟など遠くからの映画ファンもお越し下さり、楽しんで下さっていますが、昨日はなんと早速に、映画の舞台となった広島県呉市の新治市長さんが訪ねて来て下さいました!!

小泉館長は、呉市とは市内にある「入船山記念館」(旧呉鎮守府司令長官官舎(国重要文化財))の修復の際に中の家具とインテリアの室内復元を行ったご縁があります。

http://irifuneyama.com/

そのお話をしたところ、市長さんは「入船山記念館はとても好きな場所で、名刺でも紹介しています。」とのこと。映画もとても応援しておられ、お忙しい仕事の合間を縫って熱心に見て下さっていました。
開始早々の嬉しいお客様でした。

呉市長サイズ小.jpg

お庭では、すずさんのくらした世界を実際に体感できる展示や体験コーナーもあります。

庭の洗濯と海苔干しの様子 サイズ小.jpg


映画のように、今回の特別展も、片渕監督はじめ多くの方の協力で完成しました。
こちらも改めて深く御礼申し上げます。

小泉家と、山口家(2階で企画展「昭和の子ども展ー山口さんちの子供部屋」も続行中です!)と、北條家と。
小さなおうちに、3つのおうちがひしめきあっている“すずさんのおうち展”に、皆さまぜひ遊びに来て下さい。
(こ)

posted by showanokurashi-blog at 20:50| Comment(0) | 展覧会

2018年01月14日

「お正月のきもの」1/21(日)までです

振袖.jpg

現在着物コーナーでは「お正月のきもの」を展示中です。

いつもは季節ごとの普段着をご紹介しているのですが、お正月は晴れ着です。
今回のメインは、昭和35年の成人式に着たという小振袖。
今の大振り袖が主流となる前の袖の短いもので、昨年寄贈していただいたばかりのものです。(後ろのものは中振袖)
ボランティアさんが帯まで美しく着付けて下さいました。

産着、七五三、十三参り、成人式などの祝い着は、節目の歳まで元気に育ってくれたことへの感謝とこれからの幸への願いを込めて祖父母や両親が子に贈るもの。
不心得な一企業のせいで成人式に予定していた晴れ着が着られない方が続出したというニュースを耳にするたびに胸が痛みますが、単なるおしゃれや着飾るためのものとは違うのですよね。
スフ(ステープル・ファイバー)という質の良くない化学繊維でつくった戦後すぐのお宮参りの着物をいただいたことがありますが、物資が不足していた中でも、産まれたばかりの子どもを祝い着で包んでやりたいという気持ちのこもった着物だとお聞きしました。
やはり着物とは特別な思いのこもったものだと、館の様々な資料を見ているだけでもつくづく感じます。

振袖帯.jpg

「お正月のきもの」の展示は、1/21(日)までです。
ぜひおうちの着物も見直してみてくださいね。
(こ)
posted by showanokurashi-blog at 14:13| Comment(0) | 展覧会