2018年12月27日

今年もありがとうございました。

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2018年の最終開館日は、こんな大勢の笑顔で迎えることができました。
特別展関連イベントで、片渕須直監督と浦谷千恵監督補をお迎えしてのトークを12月24日に開催しました。
全国から200名以上の方がご参加下さり、大変盛り上がりました。

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超超多忙のお二人は、この日、展示が始まってから初のご見学。
トークでは、前作の制作時から何度も足を運んで下さっていた理由や、映画をつくる際に実際に参考にしたこと(館長がお母さんの“スズさん”を主人公として制作したドキュメンタリー映画「昭和の家事」も少し上映しました)、“くらし”についての思いなどを、それぞれの立場から語って下さいました。
監督は、映画に取り入れたのは資料としてのモノや館長の昭和史研究だけではなく博物館そのものでもあり、「北條家だけでなく、小泉さんちにもまた何度も遊びに来て下さい。」とくくって下さいました。
「“家族”の空気が残る場所」としてとても大切に思っていることを伝えて下さったことに、心から感謝です。

今回のイベントには20名以上のスタッフとボランティアさんが朝から手伝って下さっていました。
この日だけでなく、通常の開館日もボランティアさんや学生さんが特別展を守って下さり、そして2018年も、年間を通して色々な方が色々な方面で(時に差し入れも!)やはり手伝って下さっていたのでした。

2018年は博物館にとって大きな変換期でもありました。
これまでの方針は変わりませんが、長く運営を続けていくために、館長個人からNPO法人が運営する形を取ることになりました。
「この世界の片隅に」はクラウドファンディングで多くの方の支持を集めて完成させた映画と聞いていますが、私たちも、より多くの方が共感して応援して下さるような活動をと思っています。

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今年は「すずさんのくらしの学校」で中島安啓先生が作って下さったしめ飾りを玄関に飾りました。
トークの翌日、大掃除も終えてすっきりしました。

決して便利な場所とは言えないこの久が原村に足を運んで下さる来館者の皆さまには、いつも頭が下がります。
昭和のくらし博物館は、来年はなんと開館20周年を迎えます。
また楽しいことを考えて皆さまをお待ちしたいと思います。
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。
(こ)

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2018年11月10日

特別展・映画「この世界の片隅に」〜すずさんのおうち展、開幕!

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今年度のメイン展示、特別展・映画「この世界の片隅に」〜すずさんのおうち展が始まりました。
片渕須直監督と浦谷千恵監督補が、博物館の体験講座に参加されたり、館長製作のドキュメンタリー映画「昭和の家事」をご覧になって映画製作の参考にして下さったことから実現した特別展です。


原画展示会場 サイズ小.jpg

監督参考資料・スケッチ サイズ小.jpg

原画展示の方では、生活風景が描かれているシーンを中心とした複製原画と、浦谷さんの精細なスケッチや監督が製作の参考にされた資料類をご紹介。
そして一番のみどころは、お二人が体験された館の講座「昭和くらしの学校」をテーマとして描き下ろして下さった“すずさんの”くらしの学校の水彩画全12点です。

裁縫の様子と茶の間  サイズ小.jpg

食事の再現(楠公飯) サイズ小.jpg

登場人物衣装 サイズ小.jpg

土間の様子 サイズ小.jpg

再現展示の方では、お茶の間、台所、お座敷にて、道具類を中心に映画の世界を表現しています。
今回、博物館となった小泉家ではこれまでの増改築で失われていた土間も小さく復元しました。

初週から京都や新潟など遠くからの映画ファンもお越し下さり、楽しんで下さっていますが、昨日はなんと早速に、映画の舞台となった広島県呉市の新治市長さんが訪ねて来て下さいました!!

小泉館長は、呉市とは市内にある「入船山記念館」(旧呉鎮守府司令長官官舎(国重要文化財))の修復の際に中の家具とインテリアの室内復元を行ったご縁があります。

http://irifuneyama.com/

そのお話をしたところ、市長さんは「入船山記念館はとても好きな場所で、名刺でも紹介しています。」とのこと。映画もとても応援しておられ、お忙しい仕事の合間を縫って熱心に見て下さっていました。
開始早々の嬉しいお客様でした。

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お庭では、すずさんのくらした世界を実際に体感できる展示や体験コーナーもあります。

庭の洗濯と海苔干しの様子 サイズ小.jpg


映画のように、今回の特別展も、片渕監督はじめ多くの方の協力で完成しました。
こちらも改めて深く御礼申し上げます。

小泉家と、山口家(2階で企画展「昭和の子ども展ー山口さんちの子供部屋」も続行中です!)と、北條家と。
小さなおうちに、3つのおうちがひしめきあっている“すずさんのおうち展”に、皆さまぜひ遊びに来て下さい。
(こ)

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2018年08月04日

「小泉家に残る戦争」展はじまりました。

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今年も夏の特別展「小泉家に残る戦争」展が始まりました。

一庶民である小泉家に残っていたささやかな戦争の記憶が中心ですが、「決して忘れてはいけない」と、
毎年様々な方が寄せて下さった資料が少しずつ増えています。
お茶の間が丸ごと戦時中のくらしの再現になりますので、まるで映画の世界に身を置いたように体感できます。
今の平和をしみじみ味わうために、新たな“戦前”の時代に戻さないために、ゆっくり考える時間を持ってみませんか。
8月26日(日)まで。

会期中、小泉家三女で戦火の中を逃げた経験を持つ小倉紀子さんのトーク(8/11(土)・26(日)14:00〜15:30頃)や、神奈川大学の物理学の先生である青木孝先生の、戦時中の代用パンを科学的に分析するパン焼き実験など行います(8/19(日)11:00〜16:00の間随時)。
どちらも、戦時中のくらしを、おいしく、楽しく、わかりやすく味わってみる体験講座。
どうぞお気軽にご参加ください。(こ)

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久が原に落とされた焼夷弾。ボロボロになっていますが、
「本当にこんなことがあったと伝えなくては」と
近くの方が持ってきてくださいました。
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2018年07月10日

7/14(土) 「小泉和子が語る家具の歴史 至高の美〜利休桑机を製作して」あと若干名募集!

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今年も小泉館長の専門分野である、家具講座を開催します。

今年は、木工藝家の須田賢司さんを特別ゲストにお招きします。
普段は群馬県に工房兼ギャラリーを構えて製作されている須田さんは、これまで数々の賞を受賞され、
人間国宝でもある方。
今回、復元したばかりの「利休桑机」をお持ちいただき、それを目の前にしながら館長と対談をする
というスペシャルな講座となります。
まだ定員に若干残席がありますので、関心ある方は、貴重なこの機会にぜひご参加下さいませ!


小泉和子が語る家具の歴史2018「至高の美―利休桑机を製作して」

■日時:2018年 7月 14日(土) 13:30 〜 15:30

■スケジュール
13:00     開場
13:30〜14:20 「利休桑机とは何か―その持つ意味」 
         小泉和子氏(家具道具室内史学会会長/昭和のくらし博物館館長)
14:20〜14:30  休憩
14:30〜15:10 「至高の美―利休桑机を製作して」須田賢司氏(木工藝家)×小泉和子氏による対談
15:10〜15:30  質疑応答

■会場・受付:鵜ノ木八幡神社社務所 
       ※13:00の開場より前は、昭和のくらし博物館で受付いたします。
  
■受講料:1,000 円(会員) 1,500 円(会員外)
     ※要事前予約・事前支払(添付のチラシをご確認ください)
     ※ご参加者は昭和のくらし博物館を無料でご見学いただけます。

■懇親会:15:30〜、(会場・昭和のくらし博物館分室)
     ※ご参加希望の方は、事前にご連絡ください。
     ※お支払は、当日に受付でお願い致します。

■申込・問合先:家具道具室内史学会事務局
     メール mail[@]jpshift2008.org
     電話  090-8517-4820 (火〜金/9〜18時)
     ※お申し込みは博物館ではなく、上記共催の学会事務局となりますのでご注意ください。

■主催:家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館

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毎日暑い…のですが、会場は涼しいですよ!

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夏のしつらいとなった博物館のご見学もあわせてお待ちしています。(こ)

posted by showanokurashi-blog at 12:48| Comment(0) | お知らせ

2018年06月24日

7月1日(日)今年も夏のアイリッシュライブやります!

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昨年開催し、大好評だったアイリッシュトーク&ライブを今年も開催します!

コンサーティーナという小さな六角形の蛇腹楽器で可愛らしく軽やかな音色を奏でるリアム=オブライエンさんと、アイルランドで音楽を学んだ高橋創氏のギターとの共演。
リアムさんはアイルランド伝統音楽界のグラミー賞にあたる グラダムキョールにて、昨年新人賞を受賞した実力派です。
全国数か所巡って、最終公演が博物館となります。
休憩時間には庭でスイカのお楽しみもあるそうですよ。

博物館の縁側にてぜひ本場のアイルランド音楽をお楽しみください。(こ)


【日時】7月 1日(日) 14:30 〜16:30頃 (開場14:00 )
【料金】前売り:一般 3,000円(学生 2,000円)
    当  日:一般 3,500円(学生 2,500円)
    *いずれも入館料・おやつ代込み
【出演】リアム=オブライエン/高橋創(ギター・通訳)
【内容】ほのぼのとしたトークショー&ミニライブスタイル
    リアムのふるさとクレア地方の音楽について
    詳しく学べます。
【予約】info.walkslow@gmail.com
【主催】walkslowさん
https://www.facebook.com/hajime.takahashi.108/posts/1808402952553148

*当日は14:00〜17:00まで談話室と庭が上記イベントの
 ため、満員となります。ごゆっくり見たい方は他の日時
 のご来館をお勧めいたします。



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昨年はフィドルとギターの共演でした

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最後にはミニ線香花火大会も!

posted by showanokurashi-blog at 19:28| Comment(0) | お知らせ